![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
| ![]() |
![]()
![]() 生協いいの診療所 -福島医療生活協同組合- 福島県福島市飯野町字後川27-2 TEL/024-562-4120 FAX/024-562-4128 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
2014年正月
生協いいの診療所 松本純
皆さまそれぞれに新年の抱負を持ってお正月を迎えられたものと思います。
私たちの地域では震災・原発事故により今なお長引く避難生活を余儀なくされている人々とともに暮らしています。子ども若者たちの成長は早いもので、当時の中学校や高校へ入学した学生は三年がたってこの春には卒業です。さらに進学や就職で社会に旅立っていくその前途がかがやかしいものとなることを願ってやみません。
一見すると町並みはなにげなくもとの生活に戻っているように見えますが、町の中でも放射線のモニタリングポストとともに除染土を積み上げた青いビニールシートや黒いビニール袋が目に付きます。「収束」には程遠い福島第一原発事故現場の状況も心配です。県内原発10基すべての廃炉を求める声はオール福島の願いとなってきました。
この3月には原発事故当時18才以下だった子ども若者の甲状腺エコー「先行検査」は予定どおりすすめられて8月には二次検査の結果についてその全体像が判明する見込みです。福島県の「甲状腺検査評価部会」では今回の原発事故との因果関係について、積極的に情報を公開し多角的に議論を深める、としています。私たち生協いいの診療所は現地の医療機関として重大な関心を持ってその議論に参加したいと思っています。そのために昨年暮れには福島県甲状腺検査認定試験にとりくみ検査拠点へ応募しました。
医療生協をはじめとする地域住民のみなさんとともに、やまなみ訪問看護・居宅支援事業所・ヘルパーステーションやすらぎの郷との連携を強化して診療所としての役割をはたしていきたいと思います。
「住み慣れた土地で、顔なじみの人たちに囲まれて、安心できる自宅で、いつまでも穏やかに暮らしたい」
そんな患者様やご家族の願いを大切に、さまざまな事業所と連携をとりながら、皆さまの健康と暮らしをサポートいたします。
外来診療、在宅診療、通所リハビリテーション、健康診断、予防接種などを行っています。
送迎バスも運行していますので、お気軽にお申し出下さい。